利用者のIさんは魚取りの名人。
船に乗って仕掛けをかけて夕方取りに行くと、この「やな」(びくともいうそうです)にウナギがかかっているそうです。投網を打つと川魚が昔はいっぱい取れたとのこと。驚くのはこれからですよ。なんと竹を切ってきて、竹ひごを作り、一からこれを作ったのがIさんなんです。溶接もできるから周りの輪っかも自分でこしらえたのだとか。家の倉庫にはこれが山ほどたくさんありました。春になって利根川に船をこぎだしてやなを仕掛けに行きたいなぁ。
左から餌を狙て入ってきた獲物は、返しがついているから元には出られず、捕まってしまうんです。引き上げた後は右の竹を編んだ輪を外し右側からぬるーと出てくるという仕組みです。